敢えて
不動産業界、詳しくはないが、垣間見ているだけでも、首をかしげたくなることがいろいろあります。
今に始まったことではないが、こんなこと、ほかの業界でもある程度はあるのでしょうね。
以前関わっていた業界でも、もちろん、ありましたね。
広告業界。そう考えると、同じようなものかもしれない。
クライアントが一番偉い。それはあたりまえ。
料金を支払うのだから。
つまり
不動産業界では、クライアントが買主。
広告業界では、 クライアントがスポンサー。
土地や家屋を所有している家主はスペースを持っているという意味で、広告業界ではメディアでしょう。
そこで、その両者の中間でブローカーの役割をして、利益を得ているのが、
不動産仲介業者と広告代理店。
システムは似て非なるものだが、やっぱり、中身はだいぶ違うのでしょうか?
それぞれ間に入っているブローカーの立場からちょっと検証してみましょう。
まず、広告業界では、クライアントの宣伝・広報予算を目当てに、広告代理店がさまざまな提案をして、メディアプロモーション、クリエイティブ、イベントその他を実施すべく、他の競合広告会社とのプレゼンなどで競っていく。そこには、大小さまざまなやり取りが蠢く。
クライアントの宣伝規模によって、如何様にも、アレンジできる。
その辺の個人商店でも、開店時などにチラシを作ることもあるだろう。
A4のカラーチラシ1枚でも、デザイン料・印刷費などで数万円の予算が動く。そこへわずかな利ザヤを求め、
広告会社が提案する場合もあるだろう。
上を見ればきりがない。
たとえば、4年に1度のワールドカップ。そこにはおよそ数百億円規模の宣伝費が動くであろう。それが何社も集うので、それ相当な規模になる。
そこには、それこそワールドワイドな広告会社が、血相を変えてプレゼンするのであろう。よくテレビや映画などでも、プレゼン前に徹夜するとかしないとかって。
それです。
その昔、雑誌メディアにはマージン比率が決まっていました。
媒体費の20%。
100万円で20万円。
考えてみると、多いです。
うーむ。
続きはまたあした。